アホウドリの散策

旧アホウドリ天文台です

りゅう座。頭はおうし座、体はふたご座

 アンタレスはさておき、りゅう座のほうにいってみようと思います。

 

 なぜか?といえば、「なんでアンタレスが♒22なの?」と思いながら寝たら、夢で、駅に入ってきた列車の先頭車両が竜の顔をしていたこと。その後松村先生の話でトゥバンのことが書かれていたこと。そのぐらいあれば理由としては十分でしょう。

 

 黄道座標では、黄緯のかなり北側、北極のあたりにあるりゅう座ですが、銀河座標では北の中緯度あたりです。

 余談ですが、ステラナビゲータの天体情報の下のほうに、カタログインデックスが載っているのを、このとき初めて知りました(いつも途中までしか開いていなかった)。図書館なトゥバンを調べていて、これを見つけるというのも、何かの縁って感じがします。

 

 星座絵を見ると、りゅうの頭の部分は銀経90度より手前なので、乳の道サビアンではおうし座の範囲になります。りゅうの体のほうは90度より後なので、ふたご座の範囲です。尻尾のほうにあるトゥバンもふたご座です。トゥバンはアカシックの図書館に関係するらしいので、言語感覚のふたご座ともフィットするなあと思います。

 歳差円を表示するとこのようになります。ちなみに現在の北極星ポラリスですが、こぐま座のしっぽの先にあるポラリスだけが、しし座範囲に入るのも面白いなと思います。

 星座絵ではりゅうの頭は北を向いていますが、南のほうに口を開けているほうが私としてはよさげに思います。そうすると口の先には、赤外線源やX線源の群れがある。このあたりからよくわからん混然とした思考を吸い込んで、体内で消化していくと言語になる。

 


 トゥバンの銀経は 110.5239度です。銀経0度を♓0にした乳の道サビアンでは、銀経90.00~119.99度はふたご座の範囲になり、トゥバンは♊21のサビアンシンボルになります。

 トゥバン:♊21: A labor demonstration. 

 

 トゥバンを下に見ていくと、南側にはアルフェラッツがあります、アルフェラッツの銀経は111.7331度なので、サビアンシンボルは♊22になります。

 アルフェラッツ:♊22: A barn dance. 

 

アンタレスが♒22でしたから、アルフェラッツとトゥバンは120度関係です。

 アンタレス:♒22: A rug placed on the floor for children to play.

 

 

 ♊21は デモンストレーションですから、言葉だけじゃなくて、実演付きです。

 そういえば以前、本を返しに行く夢を見たとき、そこは本棚だけではなく、講義室や練習室、舞台もある建物でした。

 labor を調べると、労働という意味の他に、出産や分娩という意味もあるようです。頭が食べてきた思考を、りゅうの長い体内は労力をかけて消化します。そして言語化して外に出しますが、それは実演付きらしい。ダンスや遊びとして表されてくるのかもしれません。その表す場としての barn(納屋) や rug(じゅうたん)です。

 

 ウィキペディアのサソリの項に、幼生を背負うサソリの写真があったなぁと思い出したので、改めて見てみると、ダンスの話も載っていて、♊22と♒22のシンボルと被ってくるのが面白いですね。