アホウドリの散策

旧アホウドリ天文台です

2020-01-01から1年間の記事一覧

2021年1月のヘリオセントリック概況(近日点遠日点を使ってチャート読みしてみる)

もうすぐ2021年になりますね。 1月のヘリオセントリック黄緯です。データ元は、暦象年表 - 国立天文台暦計算室 1/16に金星南ノード、1/24に水星北ノード通過です。 1月のヘリオセントリック黄経 サインについてはいったん保留にして、近・遠日点と、アスペク…

木星中心と土星中心の月(衛星)入りホロスコープ

まもなくグレートコンジャンクションですね~✨ なんて書くと、世間的に受けがいいのかもしれませんが、 当然そんなことを書く気はない<( ̄^ ̄)> エッヘン!(威張ってどうする) いやでも、木星と土星の話(結局寄せるようだ) 太陽の周りには惑星、惑星の周りに…

3-6-9の案内所と、太陽系緯度の旅

さて、今日もわけわからんことを書きますぞ。 太陽系を抜けたいなら、太陽の中心の筒を通るのがいいと思われます。たぶんそこが一番通りやすいと思いますよ。 ただそうしますと、せっかくの太陽系が持っている惑星たちに立ち寄ることができないわけです。 …

火星のノースノード通過

今日は火星が黄緯0度でした。 12月の概況をさらっと流し過ぎたので、ちょっと詳しく書こうと思います。 南側から北側への移動でしたから、火星ノースノードですね。 暦象年表 - 国立天文台暦計算室で時刻確認しますと、日心座標と地心座標で若干時刻が異なり…

12月のヘリオセントリック概況

もうすぐ12月ですね。 12月のヘリオセントリック黄緯。火星が北側にやってきますよ。 12月のヘリオセントリック黄経。 火星ノースノード(12/2)、水星遠日点(12/16) 冬至、ヘリオセントリックとジオセントリック ジオセントリックのほうでは、冬至と同じくし…

楕円のつぶれと軸の傾きからの連想(妄想かもね)

そろそろのり爺の記事も読みたいのですが、またエイが書きます。科学的にも占星術的にもなりきれない、半端な内容が続くよ。 近日点と遠日点は楕円の形に関係するので、離心率の数字が使えるでしょう。 春分点は公転と自転に関係するので、自転軸傾斜角(赤…

11月のヘリオセントリック概況

もうすぐ11月なので、いつものです。 普通に黄緯と黄経を使います。地球の公転面、地球の春分点、地球の12サイン。Hello Earthlings. いらすとや さんの絵はかわいいね。 別にかわいくない黄緯と黄経のグラフ。 11/3の土星木星合については、こちらの記事(1…

それぞれの惑星の春分点

20210415 途中追加書き込みしました。 地球の春分点ではなく、惑星それぞれの春分点を知りたい!そして、それぞれの公転軌道を12に区切りたい!そしてそして、惑星それぞれの〔春分点12分割〕〔近日点12分割〕を使って、ヘリオセントリックチャートを読んで…

1月にあった土星冥王星合と、11月にある土星木星合について、ちょっと詳しく見てみよう。

このあいだ書いたこれ 近日点を1の起点にしてみたらどうだろう?の試作 - アホウドリ天文台 他のヘリオセントリックチャートでも試してみたいわけです。 その前に、またちょっと思っていることをごちゃごちゃ書きます。 自分の周りを一周するものがあると、…

楕円の潰れはどのぐらい?

前回の近日点を1にする話について、もう少し検証をしようと考えていたのですが、軌道の形のほうに興味がそれてしまいました。 軌道は楕円です。楕円の話は前にもやっております。 楕円のもう一つの焦点はどのあたり?(追加で軌道模型の設計図も) - アホウ…

近日点を1の起点にしてみたらどうだろう?の試作

ヘリオセントリックでもハウスを考えてみようというとき、地球ポイントを1ハウス起点にして30度ずつ分割する、という方法があります。松村先生に教えてもらいました。 そういえば松村先生、ご自身のサイトをリニューアルされていました。そこにヘリオセント…

10月のヘリオセントリック概況

まず10月の黄緯 それから黄経。 10月は初めと後半に、黄緯黄経のイベントが重なっているようです。 10/2のヘリオチャートを見てみましょう。 黄緯・火星・海王星・冥王星がパラレル・木星・土星・天王星がパラレル 海王星と冥王星は長期的に続く長期パラレル…

9月のヘリオセントリック概況

いつものです。 まず9月の黄緯グラフ。 水星は下降、金星、火星は上昇。その他はのんびりと。9/13に、これらの動きの速い3つがパラレルです。 海王星と冥王星はほぼ同じ黄緯が続いていて、線も重なってしまい、よく見えませんが、とうとう冥王星が追い抜きま…

8月のヘリオセントリック概況

8月でーす🏝 サマーでレッツ黄緯🌞 常夏の黄経ベイベー🌞 イケイケな水星が近日点でグイグイ。 8/23、地球うお座in。火星海王星合 水星が勢いよくドレミファソラシドレ⤴⤴ drive.google.com そういうこと。

スタゲとステラを使って、プラシーダスハウスを考える。

ジオセントリックホロスコープのハウス区分では、プラシーダスハウスがわりと多く使われているのかな? そのプラシーダスですが、たまにとても広大なハウスができたり、逆にとても狭いハウスができたりで、なぜかな?と思っておりました。 どういう仕組みの…

ジオとヘリオの組み合わせで水星試し読み

最近、松村先生は、ジオセントリックとヘリオセントリックを組み合わせてチャートを読んでみるというのをされていますが、この動画でもされてますね。 じゃあ、わたしもやってみようと思いますが、そのままやってもねえ。ツマラナイ。 地球ポイントじゃなく…

7月のヘリオセントリック概況

サマーな7月ですよ。いや、まだ梅雨かな。 7月のヘリオセントリックの黄緯と黄経を見ておきましょう。 まず黄緯。 (7/28、グラフの日付がずれていたことに気づく。そっと直しておく。いまさらー) 全員マイナス側です。そして線が交差するのも7/28の水星金…

日食だんごセブン!

だんご三恒星の続きで、おうしと太陽とさそりのあたりを見てみようかなー・・・と思っていたのですが、 ん?もうすぐ日食?ということは、地球と月と太陽でだんごなわけだ。 じゃあ、この日食だんごの両端に恒星追加して、日食だんごファイブ!みたいなのはどう…

24用だとしても、48も半分ぐらいは使えるさ。

なに言ってんだ?ってタイトルですが。 これから書く内容も、きっと、なに言ってんだ?ってことになると思います。 わたしはこの図がけっこう好きでして、 グルジェフの生きとし生けるものの図表というもの。 でも、私はまだ、これが載っているという「奇蹟…

6月のヘリオセントリック概況

世の中自粛で盛り上がっていたなーと思っていたら、もう6月です。 いつものヘリオセントリック黄緯と黄経のグラフです。 黄経のほう、以前の記事にも書きましたが、水星、金星、地球がどんどん山羊座に集まってきますね。月末になると相当密です。ソーシャル…

星図をダイマクション化してみる

ダイマクション地図というのがあります。 この地図を組み立てれば、正二十面体の地球儀ができあがるわけですね。 じゃあ、これを星図で作ったら、正二十面体の天球儀が作れるぞ!と思ったのが話の始まりです。 まずは作ってみたい!の勢いだけで、Wikipedia…

だんご三恒星

ちょっとちょっと、先日の のり爺の記事ですよ。 kumagorilla.hatenablog.com >アンドロメダ神話にも通じるカシオペア座のシェダルの力がガクルックスを通して地球の近くまでやってきている、エーテル橋を渡ってやってくる、なんだか天の橋立みたいな。 ま…

5月のヘリオセントリック概況

のんびり過ごしておりましたら、5月に入ってしまい、慌てて書いております。 日心黄緯と日心黄経で、ヘリオセントリック5月の概況です。地心や赤緯は省略。 ヘリオセントリック黄緯の動き。 水星を除いてしまえば、パラレルも無く、わりと平和? そんな中、…

ヘリオセントリックの山羊座状況

おひさしぶりでございます。とくになにもなく、更新サボってました。 ところで、ヘリオセントリックだと、4/17に火星が山羊座入りしました。それで、山羊座が賑やかですね、ということを書こうと思います。 トランスサタニアンでは、冥王星は長いこと山羊座…

ヘリオの土星はまだ山羊座

占星術界隈から、「土星水瓶座入り!」なんて聞こえてきていたので、ほおーと思っていたのですが、 ・・・ん?そうだったかな? そう、タイトル通り、ヘリオセントリック(日心座標)での土星はまだ山羊座でした。 Stargazerのセントリックチャートで比べて…

惑星の季節を考えてみた。

2020/10/25 ちょっと訂正しましたよ。どうもこの記事、惑星から見た黄経と、太陽から見た黄経で混乱しているところがあったようです。水星と金星の値もちょっと違うんだよね。直しておきました。 で、新たに春分点の記事を書きました。 それぞれの惑星の春分…

惑星の遠近その2・・・スタゲを使ってみる話

前回の続きです。 惑星が、遠→近の向きなのか、近→遠の向きなのか、を調べる時に、前後の距離の値を比べてもいいのですが、いちいち面倒ですね。 近地点・遠地点の黄経座標はだいたい決まっているのですから、調査日の惑星の黄経座標がわかれば、遠→近 or 近…

惑星の遠近を調べてみた。

惑星は太陽の周りを公転しますが、惑星によって公転の軌道の大きさは違いますし、軌道の傾斜も違いますし、動く速さも違います。 全部の要素を比較しながら、ああでもない、こうでもないと考えるよりも、ある一つの要素について比べたほうが分かりやすいです…

内惑星は内合の前後で逆行する。

タイトルを読んで、「そんなの当たり前じゃん」という人は、この記事を読む必要がないと思いますので、また別の記事でお会いしましょう。ごきげんよう。さいならー。 残っておられる方、当たり前だけど読んでやるよという方、いらっしゃいますか? エイは、…

楕円のもう一つの焦点はどのあたり?(追加で軌道模型の設計図も)

惑星軌道は楕円だという。 楕円には二つ焦点がある。 一つの焦点が太陽の位置になるらしい。 よくお世話になっている国立天文台のサイトにもそう書いてある。 じゃあ、もう一つの焦点はどのへんにあるの? って、思いませんか? それで、そういう図がどこか…