水星半周で44日。44日に一回ぐらい、先のことをさらっと眺めておくっていうのも、いいんじゃないでしょうか。5/1の水星遠日点まで。
3月と4月のカレンダーはこちら。
どうせ忘れますけどね。昨日の記憶もアヤシイってのに、一か月以上も先の話について何か書いても、すぐに忘れちゃうんですよ。でもまあ、内容は覚えていなくても、何か書いたなっていう記憶ぐらいは残っているんじゃないかな。
Stargazerのセントリックチャートを使って、ぐるぐるしながらトランシットの気になった図をピックアップしていきます。
トランスサタニアンはちょっとズレてますが、暦象年表の日心座標では、
天王星の黄経は、52.3~52.9°ぐらい(♉23)
海王星の黄経は、357.3~357.6°ぐらい(♓28)
冥王星の黄経は、300.2~300.5°ぐらい(♒1)
にあります。
3/18 水星近日点
3/20 地球の春分、金星の遠日点
地球は冥王星と120度です。
遠日点の金星は、アスペクトとしてはフリーっぽいですが、黄緯では冥王星と-2.8で黄緯パラレル。なので金星の華やかなノリも加わった冥王星って感じかな。
黄緯を見ると、火星と土星もパラレル(-1.8)ですね。土星にしつけられている火星?
火星 ♒6: A performer of a mystery play. [ミステリー劇の演技者]
土星 ♓11: Men seeking illumination. [光を探している男たち]
なので、火星に演技指導してる土星かな?「今は光を探しているシーンだから、こんな演技だよ!」みたいな。
天王星、木星 ♉23: A jewelry shop. [宝石店]
各種の宝石の光、レーザー光線に使う結晶を、土星はお店で選んでいるのかもしれない。
3/30 地球と火星120度、地球と天王星木星135度
地球と土星は150度。
水星金星の180度や、水星海王星の150度は、すぐに過ぎていくでしょう。
4/5 まだ地球と火星は120度
地球と火星の120度がわりと長続きしていますが、火星の近日点が♓6度あたりなので、このあたりの火星は進みが速いわけです。だから地球と速度差も縮まって、アスペクトも長続きするみたいです。
地球 ♎16: A boat landing washed away. [流されてしまった船付き場]
火星 ♒16: A big businessman at his desk. [机に座っている偉大なビジネスマン]
流された港を修理するなら、いっちょ儲けてやろうじゃないか。他の港を使わせてもらうなら、そこでビジネスできないかな。火星だし、積極的に打って出よう。
土星と地球は144度。港を無くした仲間たちで船団を作って、光を探しに行ってもいい。
4/19~20 地球と金星150度
を保ったまま、金星の♓→♈、地球の♎→♏に移動
4/20からは、地球の外側はしっとり、内側はアツアツって感じかな?
冥王星と金星は60度、冥王星と地球は90度です。
5/1 水星遠日点
この期間中、3/25に半影月食、4/9に皆既日食があります。
半影月食はうっすら暗くなる程度の月食なので、見てもよくわからないらしいですが、皆既日食は盛り上がりますね。でもアメリカのあたりでしか見えないよ。日本じゃ夜中の3時ぐらいです。
3/25 半影月食のヘリオセントリック図
月食113番サロス。64回目なので終わりのほうでしょう。
4/9 皆既日食のヘリオセントリック図(世界時だと4/8)
日食139番サロスの30回目。
日食も月食も私の好きな黄色の五角形ラインが効いてます。なかなか楽し気でよろしいね。
まあそんなところで。
月食や日食の詳しいあたりは、また別の機会にするかもしれない。