アホウドリの散策

旧アホウドリ天文台です

2021-01-01から1年間の記事一覧

組み換えサビアン🔀おひつじ座

さっぱり現れてくれないのり爺様。風のうわさでは、サビアンシンボルのカードを作られているとかいないとか。完成したら是非こちらでも見せてくれよと思うのですが。 そんなうわさを知ったので、じゃあ私も!と、サビアンでなにかしようと思います。 子ども…

君は冥王星オポジションを体験できるか?

という、ふざけたタイトル。ネイタルの冥王星とトランジット冥王星の角度の話です。 84年ほど生きていると誰でも、天王星リターンと海王星オポジションの体験ができます。が、人体の寿命の関係で、冥王星のオポジションは「誰でも」というわけにはいきません…

試しに2022年カレンダー

カレンダーを作ってみる件。 とりあえず出来ました。 が、見直すたびに間違いが現れてくるんですよ。見つけたところは直しましたが、たぶんまだありそうな気がします。データ元は〈 暦象年表 - 国立天文台暦計算室 〉ですから、確かなのですが・・・ 私がいじっ…

2021年12月のヘリオセントリック概況

12月の各惑星の黄緯 12月の各惑星の黄経 === ジオセントリックの話になりますが、12/4に新月で皆既日食です。 月とリリス(月の遠地点)が180度ですから、月は近地点付近にあります。月が近いので皆既日食になります。 6月にあった金環日食と距離など比べて…

2021年11月のヘリオセントリック概況

11月の各惑星の黄緯 11月の各惑星の黄経 * 11/5あたり、ヘリオもジオも面白そうです。 ヘリオセントリック 天王星と地球が合で、それらと土星が90度。七角形の51.4度が、土星と金星、海王星と地球・天王星の間でできています。 土星と天王星のピッタリ90度…

2021年10月のヘリオセントリック概況

10月の各惑星の黄緯。 10/13~15にかけて水星パラレルが続きますが、図では省略。 10月の各惑星の黄経。 しばらくオポジションのない日々が続いていましたが、10/9に火星と地球、火星と水星180度があります。 同日のジオセントリックはこちら。 火星と太陽と…

月のカレンダーを作ってみた

新月や満月が書いてあるカレンダーはよく見るのですが、近地点や遠地点を書いてあるのは見かけません。 占星術用の暦とか手帳なんかには書いてあるのかな?占星術用ソフトとかでも出せるんだろうか? でも持ってないしねえ・・・ なら作ろうか。暦象年表使えば…

2021年9月のヘリオセントリック概況

9月の黄緯です。 金星が月前半で、天王星、土星、木星、海王星、冥王星の順にパラレルしながら南下します。 火星と水星は他とパラレルをとらず、単独黄緯を進む一か月です。 9月の黄経です。 9月のヘリオセントリックでは、オポジションのアスペクトが起こら…

歳差による恒星の赤緯の変化

今度は恒星の赤緯を考えてみようと思います。 地球の歳差運動によって、春分点が移動していくので、恒星の黄経座標(視位置)はずれていきますが、黄緯座標のほうはそれほど変化しません。 ところが赤道座標になると、赤経も赤緯もどちらも変化します(これ…

月の赤緯はどこまで下がるか。

某所でのり爺が「今の月の赤緯すごいね、S,25度後半だった。」と書いておられて、それでスイッチが入ったようで、 月の軌道と赤緯について考え始めてしまったエイさんである。 ということで、今日はヘリオセントリックではなくジオセントリック、地球から見…

2021年8月のヘリオセントリック概況

毎月のいつものです。暑くて細かいこと考えられないので、さらっとです。 8月の黄緯 8/3に水星が最北を過ぎると、天王星以外の惑星はすべて黄緯が下降となります。周りが下がってくれば、地球としては上がっているように感じるかもしれないですね。 8月の黄…

水星では時刻逆行があるよ

(7/17 ちょっと間違えてたので訂正入れました) これらの続き。 6/22に金星が冬至だったようなので、金星を考えてみる(7/1追加 金星カレンダーを作ってみた) - アホウドリ天文台 金星に引き続き、火星時間と火星暦 - アホウドリ天文台 今度は水星だ。 「…

金星に引き続き、火星時間と火星暦

この記事の続きです。 まったく何の役にも立ちそうもない話を続けます。金星や火星に移住されるときにでもお使いになられてよ。 惑星面座標の経度の向きはどうとるのか 暦象年表の 暦Wiki/惑星/座標系 - 国立天文台暦計算室 にはこのように書いてあるのです…

2021年7月のヘリオセントリック概況

2021年7月のヘリオセントリックです。 ・・・ところで先月分を見たら、タイトルを2022年6月と書いていたのに気づき、慌てて直しました。2021年だよ。1か月気づかずに過ごしてしまった 7月の黄緯 水星の黄緯が最南から北へ上昇していく1か月です。 上昇を続けて…

6/22に金星が冬至だったようなので、金星を考えてみる(金星時間と金星暦)

7月のヘリオセントリック記事を書こうと、暦象年表サイトを見ていたら、 6/22に金星が冬至だったみたいです。 「λsは惑星の黄道における太陽黄経」ということなので、λs=270度で冬至、のはず。 この日時(2021/06/22 21:45)での太陽から見た金星黄経は148…

太陽とあと2つ選ぶとしたら

ちょっと思いついたことを書いてみようかな。 と書いてから、私はこの場に思いつきしか書いていないじゃないか!と、自分でツッコミ入れましたけどね。ということで今日も思いつきを書きます。 恒星は3つ要ると思うんですよ。(また話がいきなりだな笑)最小…

2021年6月のヘリオセントリック概況

6月の黄緯グラフ 5月の概況で書き忘れていましたが、5/31に水星が南側へのノード通過です。 その後6/1~4に水星のパラレルが続きます。 遠日点付近の水星はゆっくりと南下し、6/30に黄緯最南となります。 6月の黄経グラフ 6/10に水星が遠日点、6/12に金星が…

2021年5月のヘリオセントリック概況

5月の黄緯グラフです。 月初めに金星のパラレルが続き、5/10に金星が北側へノード通過です。水星は5/7に最北で、その後黄緯を下げてきます。月終わり頃に水星金星火星でのパラレルがあります。 5月の黄経グラフです。 5/5に水星火星合となった後は、今月は合…

5/2の木星春分と、太陽がいっぱいの全惑星シート

毎月のヘリオセントリックのグラフを作るときは、こちらのページ 惑星の日心座標 - 国立天文台暦計算室 のお世話になっていますが、たまにはこちらのページ 惑星の自転軸 - 国立天文台暦計算室 も見たらよかった・・・と思ったのは、ふと火星2021年4月の自転…

軌道をもって体とする

前の記事からの続きですが、私としては、ダマの体だけではなく、軌道の体も得たいわけです。 ダマの体は動物的、軌道の体は植物的と考えてもよさそうです。 ヘリオセントリックチャートにおいて、惑星はホロスコープ上の一点として表示されますが、これは動…

2021年4月のヘリオセントリック概況

4月の黄緯グラフです。 月の後半で、水星と金星が黄緯を上昇させながら、他の惑星とパラレルを取っていきます。 水星は北ノード(♉18度付近)と近日点(♊17度付近)が近いので、北ノード通過してから五日ほどで近日点となります。 4/20からの一週間は黄緯・…

2021年近日点と遠日点の中点の日

冬至が過ぎてから少し経つと近日点を通りましたから、春分が過ぎて少し経つと、近日点と遠日点の中点を通るはずです。 以前調べた近日点と遠日点の黄経から、中点の黄経を求めて、その黄経になる日時を調べればいいなと、わりと簡単に考えていたのですが、ち…

2021年3月のヘリオセントリック概況

3月の黄緯です。 水星の南ノード通過と、金星の最南があります。 その他はいつもとあまり変わらないのですが、このいつも変わらない木星以遠の黄緯、一時期と比べるとだいぶばらけて、落ち着いたなぁ、という印象です。 昨年の3月と並べて比べてみましょう。…

冥王星と海王星のアスペクト変化

前記事のこの部分について考えようとしていて、 松村先生からもご助言いただき、 from20180211.blogspot.com ところが考えているうちに、天王星と海王星よりも、冥王星のほうが気になってきまして、これから書くのは冥王星と海王星のことです。 ヘリオセント…

2021年2月のヘリオセントリック概況

もうすぐ2月になるらしい。グラフを出さないと。 黄緯のほう。図中にも書きましたが、先月土星と天王星のパラレルを見落としていました。 今月の黄緯は、水星・金星のノード通過もなく、パラレルもほぼなく(最終日2/28に水星火星パラレル)穏やかですね。各…

惑星の円を回す

わたしばかり書いてますが、のり爺はどこへ行ってしまったんだろうな。たまにはここのブログにも顔出してもらえるといいんだけど。ま、きっとスゴイ記事でも準備されているのでしょう。のんびり待つかな。 (ハードル上げておきました!) そういうば改造車…

銀緯を黄経の周りに置いてみる(壮大でいこう2)

壮大すぎた気もしますが。 太陽の近くにある、オリオン腕の恒星と、天の川銀河中心ぐらいで止めておけばよかったのかもしれないな。 でも乗りかかった船だから、やれるところまでやってみましょう。 途中で難破しちゃうかもしれないけれど・・・、でも銀河を渡…

壮大でいこう

前の記事でちょっと出しましたけど、これ 銀河系 - Wikipedia のこの図とか、 たて・ケンタウルス腕 - Wikipedia のこの図とか、 使ってみたいですよね。 太陽を中心にした、銀河占星術? 壮大過ぎ!(笑) ま、いいじゃん。のり爺だって、月ステーションから…