アホウドリの散策

旧アホウドリ天文台です

旧アホウドリ天文台(エイ)記事

20240318 水星近日点

水星半周で44日。44日に一回ぐらい、先のことをさらっと眺めておくっていうのも、いいんじゃないでしょうか。5/1の水星遠日点まで。 3月と4月のカレンダーはこちら。 どうせ忘れますけどね。昨日の記憶もアヤシイってのに、一か月以上も先の話について何か書…

2/3、今日は水星遠日点

なので、次の近日点までの記事を書くはずなんだけども、 ・・・もういいかな、って気分なんですよ。 2020年の1月から、ヘリオセントリックの黄緯と黄経をグラフにして、気になるホロスコープ図を見ていくということを、月イチの更新でやっていて、途中から水…

水星近日点1221→遠日点0203

12月、1月(2月)のカレンダー 12/21 水星近日点12/22 地球の冬至12/27 満月01/02 月遠地点01/03 地球近日点(12/22 書き忘れてたので追加)01/11 新月01/13 月近地点01/22 冥王星黄経300°入り01/23 水星サウスノード01/26 新月01/29 月遠地点02/03 水星遠日…

ジオセントリック図からは太陽を外そう

のっけから何言い出したんだ、ってタイトルですが、そういう話です。 太陽があるなら、それよりも上に"グレートセントラルサン"なんてものがあると考えてもいいわけですが、ヘリオセントリック図の中に、グレートセントラルサンは書かれないですよね。 じゃ…

水星遠日点1107→近日点1221

11月、12月のカレンダー 下の小さく書いてある火星~冥王星のところ、ちょこちょこ間違ってたかも?と今さら思いましたが、もう今さらですよね。来年のカレンダーで気をつけます。 11/07 水星遠日点、火星サウスノード、月遠地点11/13 新月11/22 月近地点11/…

水星近日点0924→遠日点1107

9月、10月、11月のカレンダー 09/24 水星近日点09/29 月近地点09/29 新月10/10 月遠地点10/15 新月(金環日食)10/26 月近地点10/29 満月(部分月食)11/07 水星遠日点、月遠地点 日心黄経のグラフ 10/01 金星・木星合 37.510/09 金星・天王星合 50.710/26 …

逆行の見分け方、ジオセントリック図、外惑星

前にこんな記事書きましたが、 まあわかりにくいこと・・・すみません ヘリオセントリックでは、内側の惑星のほうが速いですね。 『内側の惑星が外側の惑星を追い抜く期間(=外側の惑星が内側の惑星に追い抜かれる期間)は、お互いから見ると逆行に見える。』 …

各種ソフトやサイトでの、ヘリオセントリック惑星位置の比較

わたしが惑星の位置を調べるときには、以下のソフトやサイトを使うことが多いです。 Stargazer(書籍版に入っていたセントリックチャートVer.10.00) 国立天文台の暦象年表(http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/cande/) ステラナビゲータ(製品紹介ページ:ht…

水星遠日点0811→近日点0924、9/21にアンタレス食

8月9月のカレンダー 8/11 水星遠日点8/16 月遠地点、新月8/18 金星の夏至8/31 月近地点、満月9/13 月遠地点9/15 新月9/21 アンタレス食9/24 水星近日点 カレンダーには書いてませんが、9/21は月がアンタレスを隠すアンタレス食があります。 日心黄経のグラフ…

セドナ90377はとても遠い。

前記事の最後で、「ただ調べたらわかる」なんて書きましたけれど、調べるにしてもちゃんと理解していないと、的外れなものを取り出してきちゃったりするわけですよ。 まあつまり私のことなんだけど ステラナビゲータで冥王星やエリスの黄経の推移を調べてい…

じゃあセレスも入れてみようか?(Saturn meets trans-Saturnian 4)

2020/01/10 にあったヘリオセントリックの土星と冥王星合の図、これがなかなか見ごたえがあって好きなんですよ。それでよく扱っております。 土星、土星の外に出会う - アホウドリ天文台 ゆっくり壊してゆく冥王星と、30年ペースでぐるぐる修繕する土星(Sat…

水星近日点0628→遠日点0811

慌てて仕事をする近日点。 7月、8月のカレンダー 6月の残りは7月に入ってるから省略 6/28 水星近日点7/03 満月7/05 月近地点7/07 地球遠日点7/13 火星の夏至7/18 新月7/20 月遠地点8/02 満月、月近地点8/08 金星遠日点8/11 水星遠日点 日心黄経のグラフ 7/16…

方位線と黄道がバグる地点

前に、北極点や南極点だと朝昼夜という一日がバグりませんか?という話を書きました。 自転の極での昼と夜、恒星のパラン - アホウドリ天文台 北極なら夏は太陽出っぱなし、冬は太陽沈みっぱなし、です。 ホロスコープだとこれはいったいどうなるんですか?…

水星遠日点0515→近日点0628

今回もさらっと。 5月、6月のカレンダー 5/15 水星遠日点5/20 新月5/26 月遠地点5/31 火星遠日点6/04 満月6/07 月近地点6/18 新月6/23 月近地点6/28 水星近日点 水星と月のいつものグルグルの中で、火星の遠日点が珍しいかな。火星の公転周期は687日で、前回…

最近、金星の赤緯が高いらしい。

という話を、某所でのり爺としまして(こちらのことは忘れてしまったかのようなのり爺ですが、元気でお過ごしのようでございます)、金星の赤緯についてあれこれ考えたのですが、こちらにも記録しておこうと思います。 現在(5/5)ジオセントリックの金星の…

自転の極での昼と夜、恒星のパラン

太陽が昇って、高く上がって、やがて沈んで、夜になって、また朝がきて太陽が昇って、それが普通に思う一日、24時間のサイクルですけれど。 地球の自転軸の真上、北極点や南極点ではそうはならないようです。 春分から秋分ぐらいの間、北極点ではずっと太陽…

惑星を指さしながら重ねていく。そのときの線、形

ホロスコープの背景が透明だと、重ねることができておもしろいです。 おもしろいので続きをやります。 使うのは各惑星セントリックのホロスコープです。(ヘリオセントリックは使いません)円周と中心を重ねていきます。 <1> 冥王星→海王星→天王星→・・・・・・→…

ヘリオセントリックのおひつじ座0度をどうするか問題(Saturn meets trans-Saturnian 3)

一案としまして、 冥王星をおひつじ座の0度にしたらどうだろう? という話をしてみよう思います。 4/1だし、気楽にいきましょう (4/3 下のほうに追記あり) 例えば、このヘリオセントリックホロスコープを こうして、 さらには、こうしよう ということです…

水星近日点0401→遠日点0515

あまりやる気が起きないので、さらっと流します。 4月、5月のカレンダー 4/01 水星近日点4/06 満月4/16 月近地点4/17 金星近日点4/20 新月(金環皆既日食)4/28 月遠地点5/06 満月(半影月食)5/11 月近地点5/15 水星遠日点 日心黄経のグラフ 合のみ 4/07 水…

水星遠日点0216→近日点0401

2023年 2/16の遠日点から、4/1の近日点まで。 2月3月のカレンダー 2/16 水星遠日点 2/19 月近地点 2/20 新月 3/04 月遠地点 3/07 満月 3/15 金星ノースノード 3/20 月近地点 3/21 地球の春分 3/22 新月 3/27 水星ノースノード 3/31 月遠地点 4/01 水星近日…

水星近日点0103→遠日点0216(1/5に地球近日点、1/20に木星近日点)

2023年1/3の水星近日点から、2/16の遠日点まで。 1月2月のカレンダー 1/3 水星近日点 1/5 地球近日点、金星の夏至 1/7 満月 1/8 月遠地点 1/20 木星近日点 1/22 月近地点、新月 2/4 月遠地点 2/5 水星サウスノード 2/6 満月 2/16 水星遠日点 日心黄経のグラ…

Saturn meets trans-Saturnian 2 ~エリスやケンタウルスたちも

これの続きです。 土星、土星の外に出会う - アホウドリ天文台 キロン調査の時に使ったこちらのサイト Small-Body Database Lookup は小惑星全般、キロン以外のケンタウルス族や、エリスや冥王星も載っています。 載っているということは、Orbit Viewer で軌…

月の一日。月の歳差?

月はいつも同じ面を地球に向けている、ということですから、満月になるたび、月の見えている面の真ん中のところに太陽が当たっている、ということでしょう。 図にするとこんな感じでしょうか。 つまり、地球から見える月の真ん中あたりの月面上に私が住んで…

水星遠日点1120→近日点0103(12/26に金星遠日点)

11/20の水星遠日点から、2023年1/3の水星近日点まで。 11月、12月、1月のカレンダー ※11月、12月のグラフの青線は水星の日心黄緯です。 11/20 水星遠日点11/21 金星サウスノード11/24 新月11/26 月近地点12/8 満月12/12 月遠地点12/22 地球の冬至11/23 新月1…

もっと単純に距離?

前の記事 (月-地球、水星‐太陽の距離と、恒星-太陽の距離を組み合わせてみたいんだが、 - アホウドリ天文台 )は、月と水星の軌道内の距離変動を恒星距離に連動させてみたかったわけで、そうすると「今日はこの恒星」「明日はこの恒星」と、なかなか忙しい…

月-地球、水星‐太陽の距離と、恒星-太陽の距離を組み合わせてみたいんだが、

だがだが、そう簡単にはいかないね、という話。 月と地球の距離、水星と太陽の距離については、カレンダーでも作りました。 距離単位が残ると比較しにくいので、近点にきた時を0、遠点にきた時を1として、比率で表すのがよいでしょう。 2022/11/01~2023/01/…

2023年のカレンダー (2/11少し訂正)

時間がかかるかなー?と早めに作り始めたら、案外早くにできてしまいまいた。 データ参照元は、暦象年表 - 国立天文台暦計算室 なので、信頼できると思いますが、私の作業中にあれこれのミスが発生しているかもしれません。気づき次第直しますが、気づいてい…

水星近日点1007→遠日点1120

10/7の近日点から11/20の遠日点まで。 10月、11月のカレンダー 10/20 火星がノースノード通過10/25 新月で部分日食ですが日本では観測できません。11/08 満月で皆既月食、日本でも観測できます。同日に火星が黄経60度(ふたご座入り)します。 日心黄経のグ…

水星遠日点0824→近日点1007

8/24の遠日点から10/7の近日点まで。 8月~10月のカレンダー 9/5に金星近日点、9/15に金星の冬至があります。 日心黄経のグラフ 9/23は地球と水星が黄経0度になります。 日心黄緯のグラフ 9/13に水星最南、9/26に金星最北、10/2に水星黄緯0度通過(ノースノ…

水星の公転面を基準にした水星の黄道座標のようなものと、他惑星のノード位置。

もうすぐ水星が遠日点なので、そちらの記事を書こうとしていたら脱線しました。 水星の公転面を基準面にしたらどうですか? の話。 前から思っていたのですけれど、なんで太陽から見たヘリオセントリックなのに、地球の公転面を基準にした黄道座標を使うんだ…