アホウドリの散策

旧アホウドリ天文台です

水星遠日点0811→近日点0924、9/21にアンタレス食

 

8月9月のカレンダー

 

8/11 水星遠日点
8/16 月遠地点、新月
8/18 金星の夏至
8/31 月近地点、満月
9/13 月遠地点
9/15 新月
9/21 アンタレス
9/24 水星近日点

カレンダーには書いてませんが、9/21は月がアンタレスを隠すアンタレス食があります。

 

 

日心黄経のグラフ

8/13 金星と地球の合
8/22 金星と土星の合
8/25 水星と冥王星の合
8/27 地球と土星の合
9/04 水星と土星の合
9/05 金星と海王星の合
9/06 水星と地球の合
9/09 水星と海王星の合
9/11 水星と金星の合
9/17 水星と木星の合
9/19 水星と天王星の合、地球と海王星の合

 

 

日心黄緯のグラフ

9/14 水星と金星パラレル
9/15 水星と冥王星パラレル
9/17 水星と土星海王星木星パラレル
9/19 水星と天王星パラレル、水星ノースノード
9/20 水星と火星パラレル
9/23 金星と冥王星パラレル

 

 

9/21 アンタレス

まずはアンタレス食ってなんだろう?ってところから。
「アンタレス食」で検索するといろいろ出てきますが、とりあえず、このへんいかがでしょうか。

 

 

こちら(http://www.bao.city.ibara.okayama.jp/event/2005/eclipse/antares/20050330.htm)は、2005年のアンタレス食について書いてあったページですが、この図はわかりやすい。

 

http://www.bao.city.ibara.okayama.jp/event/2005/eclipse/antares/20050330.htm

 

食が観測できる地上の場所はごく一部ですし、しかも夜じゃないと見えないですね。

 

 

 

地球から見たときの話なので、ホロスコープを見るならジオセントリックです。

観測場所は東京にしてあります。

ディセンダントのすぐ下に太陽があるので、日没後すぐぐらいに、月とアンタレスの黄経が重なります。

太陽と月・アンタレスではクインタイル、水星と月・アンタレスではスクエアがぴったり決まっているので、四角形で横っ飛びしながら、五角形ではみ出してってください。なんだそりゃ。

太陽と海王星オポジションで、冥王星が調停の位置にあるのも面白そうです。

 

 

ヘリオセントリックも見てみましょう。

ヘリオでは、アンタレス食?なにそれ?、みたいな図になってますが、

 

地球と海王星の合に冥王星60度は、ジオとも共通の話題です。トランスサタニアンぐらい遠くだと、ジオもヘリオもそんなに度数が変わりませんからね。

トロピカル基準でサインのキワのところにいる惑星が多い感じがします。 地球と海王星うお座の終わり)、セドナ(おうし座の終わり)、水星(ふたご座の初め)、火星(てんびん座の終わり)、冥王星(やぎ座の終わり)

 

 

なんであのジオセントリック図と、このヘリオセントリック図でアンタレス食になるのか。ということを説明してみたくて、縮尺めちゃくちゃな図を書いてみました。

あーなるほど、と思ったのは書いた私だけかもしれません…

 

太陽系からアンタレスはとても遠いので、地球からアンタレスへ線を引いても、太陽からアンタレスへ線を引いても、ほぼ同じ向きになるということです。アンタレスにしてみれが、太陽はわかるけど、太陽系の内部なんて知らんよ、いっしょくたで太陽でしょ、みたいになっている。

そんな感じでいっしょくたにされてる地球上のぼくたちですが、月を重ねた向こうにアンタレスがあると、いつもとは違う何かいいことがあるだろうか?

いつもは、アンタレスの光も無視できるような鈍感で固いぼくらですが、その少し外側に月の保護膜を被せてもらえば、ゆるっと溶けても大丈夫かもしれません。サナギの中で変容するように。アンタレスの火と、月の器と、素材のわたし。

食を使って変容する。

星は無数にありますし、星とわたしの間に置く衝立も、月とか小天体とか惑星とか、わりと多くありそうです。だからこの一つが特別というわけでもありませんが、目に見えてわかるというのは実体への衝撃も強いでしょう。いつもそこに見える月と、けっこう目立つアンタレスですからね。せっかくの機会、アンタレスにちょっと変えられちゃったらいいと思うよ。

 

 

 

 

ホロスコープチェック

といっても、あまりピンとくる図もなく・・・

 

8/27 地球と土星の合

 

 

9/19 地球と海王星の合

 

そのぐらい?

 

ぐるぐる動画でも見といてください。