アホウドリの散策

旧アホウドリ天文台です

壮大でいこう

前の記事でちょっと出しましたけど、これ 銀河系 - Wikipedia のこの図とか、

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たて・ケンタウルス腕 - Wikipedia のこの図とか、

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使ってみたいですよね。

太陽を中心にした、銀河占星術

 

大過ぎ!(笑)

 

ま、いいじゃん。のり爺だって、月ステーションからあちこちの恒星に行っちゃってるみたいだし。

 

ちょっと英語わかんないので、図に日本語注釈いれてみました。

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周りの30度ごとに割り振られている星座が、上図と下図でちょっと違う部分がありますね。

下図のほうは、銀河赤道を0度から30度ずつ区切った時に、その区切りポイントが、どの星座区域内にくるか、ということのようです。

上図もだいたいそうなのですが、そこからちょっとズレていても、近い所に有名な星座があるときは、そちらを使っている感じかな?


銀河の「腕」というのが何本かありますが、わたしらが見ている恒星というのは、どこの腕にある恒星なんだろう?

 

下図の縮尺はこんな感じ(赤で5千光年、1万光年、2万5千光年、5万光年の円を強調してあります)ですから、太陽から恒星までの距離がわかれば、どの腕かがわかるかな?

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ところが調べたところ、地上から普通に見えて、星座を形作っているような恒星というのは、せいぜい太陽から2000光年ぐらいしか離れていないらしいです(デネブで1500~1800光年ぐらい)。

 

ということは、太陽の回りの一番小さな赤の円で5000光年ですから、よく知られている恒星のほとんどは、太陽と同じオリオン腕にある恒星ということだと思われます。

 

・・・せ、狭い。そんな範囲の星しか見えていないのか。
(2000光年を狭いって、距離感ぶっ壊れてますよ💧)

 

ですから、外周部分に書いてある星座を構成する星というのは、太陽系の近くのオリオン腕内の星であって、方角を表しているだけのようです。(ペルセウス腕にペルセウス座の恒星はないということ。ペルセウス座の主要な恒星の中では、ξ星のメンキブが最も離れていますが、その距離は1770光年です。)

 

銀河系外の銀河であれば、この図のさらに外側です。

 

・・・サイズ感がわからなくなってきますね。

ウィキペディアに、長さの比較 - Wikipedia  という項がありました。適当にピックアップして、10の+乗側と-乗側が対応する表にしてみました。

コピペして整理しただけですけどね。小さくて長いですよ。すみませんね。

 

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7段ごとに分けた理由、わかってもらえます?
7階層を意識してみたわけです。

 

人間が普通に地上で生きている階層というのは、最初の画像で出した、1×10^0~10^±6 [m]の幅ぐらいかな?と、私エイは思います。

 

大きい方を見ていったとき、次の10^7~10^13が、太陽の範囲。つまりヘリオセントリックの箱。

 

10^14~10^20が銀河系かな。

 

そして10^21~10^26になると、銀河フィラメント(galaxy filaments)、超銀河団Complex(supercluster complexes)、グレートウォール (great walls) なんてのが出てくる、宇宙の大規模構造というのになりそうです。

 

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銀河は泡の膜面にあるのなら、私らは結局のところ膜に住んでいるわけです。サイズがそうとう違うので、膜も果てのない無限に見えますけどね。

生命というのは、空洞を包みこんだ膜なのかな。

 

 

それで初めの話に戻りますが、銀河系で占星術をしたいなら、10^14~10^20 の箱サイズということになると思います。

 

ただ気になるのは、表の右側の小さい側、マイナス乗の 10^-14~10^-20 の部分の記載があまりないということです。たぶんこのあたりは小さい側の未知なのでしょう。大と小は両側均等に伸びたほうがいいと思うのですが、ちょっとバランス悪いですね。片側の羽が小さい蝶です。そうすると大きい方の羽も、ちょっと歪みがでてきそうな気がします。

 

銀河系の占星術なら、銀河系の中心、ギャラクシーセントリックでホロスコープを作るのが階層的には本来の姿でしょう。それなのに太陽を中心とするというのは、歪みがでるわけです。階層構造的にジオセントリックが歪んでいるのと同じです。

 

でも、歪んでいても、大きなところへ向かう手がかりにはなるのではないでしょうか?ジオセントリックだって使い方次第なのだし、辺境の太陽から見た銀河の姿の占星術があってもいいと思うのです。

 

それでまずは、ヘリオセントリックで太陽の周りに置く壁を決めたいですね。

 

地球中心のジオセントリックの場合、トロピカル方式の12サインというのは、春分点から30度ずつの分割で、名前としては星座名を使っているものの、実際の恒星や星座とはちょっと違ってはいるのですが・・・

違うのだけど、星座を引き合いに出す気概っていうのかな。

惑星48のところから、24も12も超えて、6を見据えているわけですよ。

 

そのぐらいの意気込みがなきゃ階層なんて渡れないと思うんです。

こんなハッタリかました記事書こうっていう私もね、そのぐらいの意気込みでぶち込んでますからね。常識のある占星術師や天文学者から見たら、痴れ者が与太話を晒してるようなものでしょうけど、でも書きますよ。意気込みだけですよ。

 

だとすると、ヘリオセントリックなら12から、6と3を超えて1になるのか?!

 

でも私としては、太陽の周りの壁として、惑星でも恒星でも星座でもなく、外の銀河を太陽の周りに置いてみたいので、1とはいかなくても、そうとう遠くへ飛ばしちゃった気はします。外銀河を銀河系内の恒星(オリオン腕のところですが)に乗せて、それをさらに惑星に乗せて、太陽系内に持ち込む?そんな話になってくるのかもしれません。

 

ほんと、笑っちゃうほど壮大だ。

 

ステラナビで、恒星や星座を見ればこんな感じですが、

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その恒星と星座線を消して、銀河や赤外線源やX線源を表示する。

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これで、ちょっと目当てでもつけてみようかと思いますが、長くなってきたので、それはまた別の記事で書こうと思います。