まもなくグレートコンジャンクションですね~✨
なんて書くと、世間的に受けがいいのかもしれませんが、
当然そんなことを書く気はない<( ̄^ ̄)> エッヘン!(威張ってどうする)
太陽の周りには惑星、惑星の周りには衛星、という階層構造があるわけです。しかし、地球には月が1個しかないから、ちょっとツマラナイ。
それで、のり爺がたくさん月を作ってくれているようです。28個ぐらいあるらしい。わーい、いっぱい。できあがったら遊びに行ってみよー(人任せー)
エイは夢探索はひょろひょろぴーのへらへらぽーなので(なんだそりゃ)、起きてる間に見える月で遊びます。木星や土星なら見える月がいっぱいあるらしいぞ。
それでこれからやりたいのは、月(衛星)も入れた木星と土星のホロスコープ作りです。木星と土星を中心にして、当然、春分点も木星と土星の例のやつを使いますよ。
以前書いたこの記事
1月にあった土星冥王星合と、11月にある土星木星合について、ちょっと詳しく見てみよう。 - アホウドリ天文台
の最後が半端に終わっていたので、それのリターンマッチです。
自転と公転から求めた春分点を始点にして、30度ずつ区切るのをトロピカル方式というそうなので、
「ジュピタートロピカルシステムによる、ジュピターセントリックホロスコープ」
「サターントロピカルシステムによる、サターンセントリックホロスコープ」
なーんと衛星付き!
ということです!どや。<( ̄^ ̄)> エッヘン!
それで、サンプルに使う日ですけど、そうなるとやっぱり、グレートコンジャンクションかな?
とはいえ、地球から見た話じゃないですよ。今日の主役は木星と土星ですからね。
太陽から見て木星と土星が合になるのを”グレートコンジャンクション”と定義すれば、
木星から見ると、太陽と土星が180度の配置になります。
土星から見ると、木星と太陽が0度(合)の配置になります。
今回もステラナビゲータのお世話になりますので、まずは太陽から見て木星土星が合になる日時を決めましょう。
以前国立天文台のサイトで調べた時刻と少しずれるのですが、2020/11/02 20:50(日本時)を使います。世界時だと2020/11/02 11:50(UT)です。
ステラナビゲータで表示してくれる衛星は、木星が5つ、土星が8つです。
ステラナビには天文事典なんてのもあるんですよ。下のほうにある小さな軌道の図が気になりますね。
あとは、ステラナビの観測場所を木星または土星にして、せっせと惑星や衛星の黄経を調べます。我は地上の民だからな、せっせと運動器官と感覚器官を働かせようぞ。
そうやってせっせと調べて作った、ジュピタートロピカルシステムによる、ジュピターセントリックホロスコープがこちらです。
もしも私が木星の占星術師だったら、これを見て解説とか予測とか言うのでしょうけど、地球の占星術師ですらないのに、どうしたもんか。
とりあえずアスペクトをチェックしてみましょう。
ところで私の最近の疑問は、惑星セントリックの階層ってどうなってんの?というところです。階層関係の種類分けをしてみますと、
1.惑星と衛星のアスペクト:
ヘリオで惑星と恒星が合になると「惑星に恒星が乗る」というような言い方をしますので、それを真似れば「衛星イオに天王星が乗る」ということになるでしょうか。衛星に乗ることで、木星の体内に入りやすくなりそうな気はします。別の部署の上司が口を挟んできた、みたいな例えはどうだろう。さてどう立ち回ろうか。上司同士の関係にまで気を回さないといけないかもしれないぞ。
2.惑星間のアスペクト:
同階層間の関係になります。自分(木星)は中心の観察者で、周回するプレーヤーとして参加できないので、自分の代わりに太陽が回っているような感じになります。木星より内側の惑星は太陽の近くから離れられません。代役の太陽は常に内側の惑星に付きまとわれてるようにも見えます。
この太陽が、外側で自由に動ける土星と180度になっています。
3.衛星間のアスペクト:
自分より一段下の階層の関係を見ています。木星が中心で衛星が周辺です。木星から放たれた意図は、衛星が受けて返します。この関係が一番自然というか、木星にとって理解しやすい形のように思われます。
衛星同士は、180度、90度、45度の関係です。半分を半分にしてさらに半分です。勝手なことはせずに律義に進みそうです。
2の同階層間の関係というのは相対的です。俯瞰して全体が見れません。相対から全体を考えようとするのはかなり難しいことだと思います。
でも、全体など考えようとしないのであれば、自分が中心で、他は全部周辺にしてしまえばいいだけです。階層も無視して。そういうことで関係性を読んだとしても、惑星の箱の中にいる分には問題ないのでしょう。もしかしたら隔離された箱の中では、全体を考えるよりも役立つかもしれません。ですから木星であっても、地球で流行っている普通の占星術のように読めばいいのかもしれません。地球ではジオセントリックを見ます。木星ではジュピターセントリックを見ます。以上、終了。他の箱も、より大きな箱も知りません。
しかしですね、私は相対から全体を考えたいわけですよ。
そこでサターントロピカルシステムによる、サターンセントリックホロスコープですね。土星から見るとこうなります。
アスペクトはこんな感じです。
惑星と衛星のアスペクトに合はありませんが、衛星ミマスと衛星タイタンが惑星と90度、120度のアスペクトを取っています。合以外のアスペクトも、惑星の力の取り込み口として使えると考えてみても面白いかもしれません。
木星中心では180度が多かったですが、土星中心では180度がありません。木星のほうが積極的な働きかけをしそうです。
木星チャートの太陽は♓サイン、土星チャートの太陽は♌サインです。
木星は春分前の総まとめとして使おうとしているのかもしれません。天王星とイオ、アマルテアの関係も面白い。土星と太陽の180度と同時に、天王星は別ルートで木星内にアプローチしています。どれも水と土の関係なので摩擦は少なさそうです。
土星は木星を使いながら自らの創造性を試そうとしているのかな。土星のタイタンとディオネは120度ですんなりと乗れそうです。ミマスは90度の冥王星と火星の調整が大変そうだ。
そのことを木星は、「太陽(自分)と土星で喧々諤々、切磋琢磨しながらやらなくては!」と受け止めます。
一方土星のほうは、「太陽(自分)のやろうとすることに、木星は完全同意してるようだ」と思っている。
そんな話がありまして、それから少しズレたあたりで、地球氏が「あー、ボクのところからも木星と土星が重なって見えるよー」と言うわけだ。それがまもなくですね。
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惑星の月については、以前こんなページを見つけました。
Fractal Astrology: Planetary Moons
こんな表も載っています。興味深いですね。
このキーワードって、どうしてこうなったんだろうな?
ミマスは、Discipline(規律)だそうです。
このページについては、気が向いたらまた別の機会に取り上げてみたいですね。
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何を中心にしてホロスコープを作るのか?
ホロスコープの階層構造はどうなっているのか?
そのあたりも気になっています。よくわかりませんが、私なりに思うところを図を描いてみました。作りながら考えます。考えながら作ります。
左側のように軸が通っているのが理想形なんだろうか?
でも実際は右側のような感じかな?スープにダマができたら、それはやがて沈むでしょう。それが下の円の中心になります。中心はぐるぐる回って広がりますが、やがてそこにもダマができるのでしょう。
通常使っているジオセントリックホロスコープは、ジオセントリックといいながら、中心が惑星の緑の層ではなく、赤のヘリオセントリック面で、地球ダマから見た他のダマの様子ですね。自称ジオセントリック。地球ダマが本当に中心になれるのは、その一段下の緑の面なんだけども。
ジオセントリックは、自分が中心だと勘違いしてしまう地図かもしれません。中心ならば全方位に光を放射できるはずですが、実際には中心ではありませんから、放った光は本物の太陽風に流されます。意図はまっすぐには通りません。それで「ここは思うようにならない世界だ」とでも言うのでしょうか。
もし惑星であるならば、惑星中心の層で全方位に光を放たなければなりません。やりたくないと拒否はできないでしょう。それが中心の役割です。地球であれば地球の周囲に月のスープを作らなければいけない。
そこでも地球は一つの月に頼り過ぎですね。大きな具が一つあるのだから、これでいいじゃないか。スープなんか作るのは面倒だ。他の具もいらないよ。なんて言っているかもしれない。
そうやって中心の役割を拒否したならば、中心ではいられません。中心を無くした地球の階層の緑色の面は、上の太陽との繋がりも無くなって、ダマの月に飲み込まれてしまうのでしょう。そして月の下の四元素のボールになって、あてもなくコロコロ転がっている。
そういうのはね、やっぱりいけませんよ。ちゃんと繋がってたほうがいいと思うんですよ。だから、地球がぐれずに惑星活動できるように、月を取りそろえるのがいいのかもしれない。んだんだ、きっとそうだ。
ということで、のり爺、がんばーo(`・ω・´)o
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なにが〝ということで〟だ!
最近あらためて気付いたことがあり、わたしとエイ氏はジオセントリックの木星がピッタリ180度だった。ということで〝お前も頑張れよ〟ひゃっひゃー
え?そうなの?がんばりたくなーいーあそんでたーいー
月ステで迷子になってたら拾っておくれニャ(=・ω・=)