アホウドリの散策

旧アホウドリ天文台です

20240318 水星近日点

水星半周で44日。44日に一回ぐらい、先のことをさらっと眺めておくっていうのも、いいんじゃないでしょうか。5/1の水星遠日点まで。

 

3月と4月のカレンダーはこちら。

どうせ忘れますけどね。昨日の記憶もアヤシイってのに、一か月以上も先の話について何か書いても、すぐに忘れちゃうんですよ。でもまあ、内容は覚えていなくても、何か書いたなっていう記憶ぐらいは残っているんじゃないかな。

 

Stargazerのセントリックチャートを使って、ぐるぐるしながらトランシットの気になった図をピックアップしていきます。

 

トランスサタニアンはちょっとズレてますが、暦象年表の日心座標では、

 天王星の黄経は、52.3~52.9°ぐらい(♉23)
 海王星の黄経は、357.3~357.6°ぐらい(♓28)
 冥王星の黄経は、300.2~300.5°ぐらい(♒1)

にあります。

 

3/18 水星近日点

 

 

3/20 地球の春分、金星の遠日点

地球は冥王星と120度です。

遠日点の金星は、アスペクトとしてはフリーっぽいですが、黄緯では冥王星と-2.8で黄緯パラレル。なので金星の華やかなノリも加わった冥王星って感じかな。

 

黄緯を見ると、火星と土星もパラレル(-1.8)ですね。土星にしつけられている火星?

 火星 ♒6: A performer of a mystery play. [ミステリー劇の演技者]
 土星 ♓11: Men seeking illumination. [光を探している男たち]

なので、火星に演技指導してる土星かな?「今は光を探しているシーンだから、こんな演技だよ!」みたいな。

 

その土星天王星木星と72度です。

 天王星木星 ♉23: A jewelry shop. [宝石店]

各種の宝石の光、レーザー光線に使う結晶を、土星はお店で選んでいるのかもしれない。

 

 

3/30 地球と火星120度、地球と天王星木星135度

地球と土星は150度。

水星金星の180度や、水星海王星の150度は、すぐに過ぎていくでしょう。

 

4/5 まだ地球と火星は120度

地球と火星の120度がわりと長続きしていますが、火星の近日点が♓6度あたりなので、このあたりの火星は進みが速いわけです。だから地球と速度差も縮まって、アスペクトも長続きするみたいです。

 地球 ♎16: A boat landing washed away. [流されてしまった船付き場]
 火星 ♒16: A big businessman at his desk. [机に座っている偉大なビジネスマン]

流された港を修理するなら、いっちょ儲けてやろうじゃないか。他の港を使わせてもらうなら、そこでビジネスできないかな。火星だし、積極的に打って出よう。

土星と地球は144度。港を無くした仲間たちで船団を作って、光を探しに行ってもいい。

 

 

4/19~20 地球と金星150度

 を保ったまま、金星の♓→♈、地球の♎→♏に移動

 

4/20からは、地球の外側はしっとり、内側はアツアツって感じかな?
冥王星と金星は60度、冥王星と地球は90度です。

 

 

5/1 水星遠日点

 

 

 

この期間中、3/25に半影月食、4/9に皆既日食があります。

半影月食はうっすら暗くなる程度の月食なので、見てもよくわからないらしいですが、皆既日食は盛り上がりますね。でもアメリカのあたりでしか見えないよ。日本じゃ夜中の3時ぐらいです。

 

3/25 半影月食のヘリオセントリック図

月食113番サロス。64回目なので終わりのほうでしょう。

 

 

4/9 皆既日食のヘリオセントリック図(世界時だと4/8)

日食139番サロスの30回目。

 

 

日食も月食も私の好きな黄色の五角形ラインが効いてます。なかなか楽し気でよろしいね。

 

まあそんなところで。
月食や日食の詳しいあたりは、また別の機会にするかもしれない。

 

 

2/3、今日は水星遠日点

なので、次の近日点までの記事を書くはずなんだけども、

・・・もういいかな、って気分なんですよ。

 

2020年の1月から、ヘリオセントリックの黄緯と黄経をグラフにして、気になるホロスコープ図を見ていくということを、月イチの更新でやっていて、途中から水星の遠近周期での更新に変更して、丸3年経ちました。

 

わりとずっとやり続けるタイプの私エイなのですが、さすがに飽きたらしい。ヘリオ図や黄緯、黄経が飽きたってわけじゃなく、このやり方が飽きました。

 

始めたときと、今日のヘリオ図を並べてみよう。

2020年の1月。土星冥王星が合になった頃でした。

冥王星の黄緯が0度台で、天王星土星木星も火星も0度台で、黄道面がずいぶん混みあっているねえ、と思っていた頃です。

あれから4年経って、2024年の冥王星の黄緯は-2.7度と、ずいぶん南下しました。黄経のほうでも、冥王星がやぎ座からみずがめ座に移動しました。(←地球トロピカルのサインです 。これは言っておかないと笑)

 

年末に作成した年間カレンダーのほうで、惑星の位置についてはある程度調べましたから、このカレンダーを見れば別にグラフ化しなくても、だいたいわかるというのもあります。

ああそうだ、2月、3月のカレンダー、貼っておきますね。



ヘリオのトランジット図は、定期的に見ておくといいかなーとは思うんですけどね。

まあスタゲも開きましたし、ついでに見ておきましょうか。(結局やるらしい)

 

2/29 今年はうるう年でした

4年ぶりの2月29日、楽しそうなアスペクトがたくさんあります。
でも海王星冥王星はノーアスペクトで、これがまたいいというか、大御所さんたち「オレらはのんびり見てるから、若いもんたちで楽しみなされ」みたいな感じがします。

 

3/12 冥王星と火星と金星の合

これもなかなか面白そうなアスペクトです。2年に1度ぐらいの火星と冥王星の合ですが、ここに金星も重なってきました。


Stargazerのセントリックチャートは天文暦の更新がされていないせいか、トランスサタニアンは他の天文暦と合わないところが多いのですが、冥王星はもうみずがめ座0度台と考えてもらっていいと思います。

 

冥王星と火星と金星が合です。黄経300度、サビアンシンボルだと♒1の『An old adobe mission.[古いレンガ造りの伝道所]』になります。

金星と冥王星は黄緯パラレルと言えそうです。金星が-02.32、冥王星が-02.78ですからね。

ステラナビを使って太陽から見てみるとこんな感じになります。冥王星と金星と火星は黄経でも黄緯でも近いです。で、左のほうへ目線を動かすとデネブ・アルゲティがあります。デネブ・アルゲティは法律とか法則とかに関係する恒星らしいです。

ですから♒1度のサビアンと合わせると、古い法則を復活させて伝えていく、そんな感じですが、火星と金星がいますからね、静かにおとなしく伝えるんじゃなくて、ドキドキ、キュンキュンしながら伝えていく。そんな感じがします。で、火星金星だけならともかく、冥王星が噛んできてますからね、100年、200年と、もしかしたらそのぐらい影響が続くのかもしれない。

 

この冥王星と火星と金星の合に対するアスペクトはありませんが、木星天王星の合が、地球と120度です。

天王星木星に120度になっている地球ですから、「これまでになかったものですか? OKOK、全然受け入れますよー」って、寛大になってそうです。

 

3/18 水星近日点

地球と海王星が180度です。ちなみに、海王星の度数をAstrodienstのSwiss Ephemerisで調べてみますと、3/18の0時(JST)では、♆27°22'です。

ま、地球で海王星を感じやすい日に、水星が近日点ということだ。

 

ということで、飽きたんでやめようと思っていたのですが、結局トランジット図を見てました。グラフは作成はやめます。3/18の水星近日点でどうするかは保留。

 

***

 

自分としては、ただヘリオセントリックのホロスコープを見るのではなく、それぞれの惑星のノードとか近日点/遠日点を絡めて見ていきたいんですよね。

2年以上も前に私は、このような

 軌道をもって体とする - アホウドリ天文台

ずいぶんメンドクサイ、今見たらもう、読み返す気がなくなるような記事を書いていたにも関わらず、ちょっとそのへん忘れてませんか?ってことなんです。

軌道の体と太陽との関係では、太陽の近くにある体の部位は暖かいし、太陽から遠い体の部位は寒いですね、って感じでしょうか。温度差があったら熱が移動したり、循環したりするかなって思います。

惑星同士の関係では、惑星みなさん輪っかの体ですから、ま、直径は違うんだけども、似たような円、楕円ってことで型共鳴させて、その輪っかが重なるところ。つまりノードです。地球の輪っかに対するノードだけじゃなくて、他の惑星同士のノードとか、そのへんも扱いたいわけですよ。

でもホロスコープ図にはそんなことは書いていないので、ホロスコープ図だけを見ていると、そのへんすっかり忘れちゃうわけです。黄緯ですら忘れそうになりますからね。

そんへん、どうにかしたいんですよね。

ってことで、ちょっと考え続けてみようと思います。なんかいいやり方はないかなあ。すぐにいいアイデアは出ないかもしれませんが、まあ考え続けてみようと思います。

 

 

 

水星近日点1221→遠日点0203

12月、1月(2月)のカレンダー

12/21 水星近日点
12/22 地球の冬至
12/27 満月
01/02 月遠地点
01/03 地球近日点(12/22 書き忘れてたので追加)
01/11 新月
01/13 月近地点
01/22 冥王星黄経300°入り
01/23 水星サウスノード
01/26 新月
01/29 月遠地点
02/03 水星遠日点

 

2024年のカレンダーはこんな感じです。その時ごとに載せていきます。(まとめて欲しい人はこのへんにあるので、買ってください。https://note.com/polock/n/ne83598eeda8a?sub_rt=share_pw

 

 

日心黄経のグラフ

12/23 水星と地球合 90.5
01/19 水星と金星合 215.4
01/22 冥王星300°入り

 

 

日心黄緯のグラフ

12/21 水星と金星パラレル +3.39
12/31 水星最北 +7.00
01/17 水星と金星パラレル +2.39
01/23 水星サウスノード
01/24 水星と天王星パラレル -0.29
01/25 火星と海王星パラレル -1.25
01/26 水星と木星パラレル -1.03
01/27 水星と海王星パラレル -1.25、水星と火星パラレル -1.27
01/28 水星と土星パラレル -1.75
02/01 水星と冥王星パラレル -2.88

 

 

ホロスコープチェック

適当なコメント付き。

 

12/22 地球冬至、地球と冥王星150度

地球トロピカルなサインですが、冥王星がやぎ座にいるのもあと一か月ですStargazerセントリックチャートの冥王星は、動きが少し遅れるようです)。地球がかに座で冥王星がやぎ座、という組み合わせも、今後当分やってこないので、堪能しておくといいんじゃないかと思います。

 

 

12/26 金星と海王星180度、火星と木星150度

金星海王星が180度。ここには他のアスペクトが強く関わってくるようでもなく、じゃまをされずに夢やヴィジョンへどっぷり、なんてのも楽しそうですが、、火星と木星が150度なので、飛んだら飛んだ先で何か訓練されちゃったりするのかもしれない。

 

 

12/28 金星と冥王星120度、水星と冥王星180度

前々日に金星が海王星にどっぷりした先でなにかあっても、冥王星が120度でどうにかしてくれるんじゃなかろうか?(冥王星のどうにかって、どうなの?って気もしますが)面白いことがあったら、水星で記録してネタにしよう。

 

 

1/7 金星が土星天王星144度、木星と150度、地球と90度

海王星冥王星でパワーアップした金星が、天王星土星に向けて144度の五角形アスペクトです。木星とは150度で、地球とは90度。撒き散らす金星、楽しそう。地球も関わってきてますから、地球人でもなんか感じたりするんじゃないか?

 

 

1/22 冥王星が黄経300度入り

 

地球トロピカルのサインをあまり詳細に取り上げる気はないのですが、でもこれは言っておこうか。

「ヘリオセントリックの冥王星が、地球トロピカルサインの水瓶座入りしましたー!」

それに合わせて、アスペクトもキメてくるんだよなー。このビシバシなアスペクト、たまらんねえ。アストロコムのオーブは広いので、60%に絞ってあってもこれですからね。

 

適当なことを言うのがもったいないような、ただしばらく黙って見ていたいような図ですので、今日はこのへんにしておきます。

 

気が向いたら後日なにか書くかもしれない。